スパイスの王様・シナモンに関する豆知識
ユニークなアロマ、そして豊かな風味と温もりのある色をチャイに足してくれるのは、そう、スパイスたちのおかげです。
スパイスには私たちの身体に欠かせない様々な栄養や成分が含まれ、よりナチュラルな方法でそれらを摂取できる食材でもあります。
スパイスが放つ独特な香りや刺激的な香りは、本来は動物や虫から捕食されにくくされるために長い月日をかけ進化したものですが、私たち人間にとっては「最もナチュラルなお薬」として今日も世界中で使われていますね。
プラナチャイを飲むことの利点は、あらゆるスパイスを効率よく摂取できるということに繋がっていきます。
ここではPRANA CHAIに配合されているスパイスについての豆知識をご紹介します。
今回はスパイスの王様と呼ばれる、誰もが一度は口にしたことのあるであろう「シナモン」です。
シナモンは、その独特な香りと、いかにも「スパイス」っぽい辛みのある風味から特に日本人には好き嫌いがはっきり別れるスパイスでもあると思います。しかし、シナモンはスパイスの王様と言われるほど、有名なスパイスですよね。
シナモンのちょっとしたウンチク
・英語ではCinnamon。漢字で書くときには 桂皮(けいひ)と書きます。生薬として使用するときは漢字を使います。スパイスとして使用するときはシナモンですね。
・シナモン自体には甘味はないが、他の材料の甘味を強めたり、引き出す効果がある。←シナモンロールってすごく甘い!と思ったことありませんか?それはシナモンが砂糖の甘さ、パン生地の甘さを強め、引き出しているからです。わさびと刺身も似たような関係性ですね。わさびが刺身の「旨味」を引き出しています。
・質が高いシナモンほど脆い。(いいシナモンは触るとすぐボロボロになります)
・シナモンの木は平均で約20mほどの高さまで成長する。ちなみにシナモンはクスノキ科の常緑樹、日桂(ニッケイ)の樹皮です。
・シナモンは保存料(防腐剤)としても使用できる。世界最古のスパイスとされ、エジプトのミイラ作りのために防腐剤として使用されていた記録もあります。
・シナモンの匂いを嗅ぐだけで、脳が刺激され活性化する。
・中国では昔から「身体を中から温める漢方薬」として重宝されている。風邪や熱が出た時には、生姜とシナモンを茶に入れて飲むと非常に効果がある。身体が芯から温められ免疫力が上がります。(プラナチャイはどちらのスパイスも配合されています)