プラナチャイ とチャイラテパウダー。便利さと本質について考える
スティッキーチャイ VS チャイラテ・パウダー
現代社会において、様々なものが便利になり過ぎて本来そのものが持っている本質というものに触れる機会が少ないと感じることが多くなって来た気がしませんか？特に「飲食」というカテゴリーに関しては劇的にスタイルが変わったり、新しいものがどんどん増えていたりします。時間のない現代人にとって「便利」というのは非常にアドバンテージな事柄ですが、PRANA CHAIでは便利さよりも「本質」というものに向き合っています。
本来チャイは、ブラックティー、数種類のスパイス、甘味料、そしてミルクと非常にシンプルな材料でできています。それをポットで煮出す、とても簡単で美味しい飲み物です。これはインドではもう何千年という歴史がある飲料で、風邪予防、そして栄養補給のため日常的に飲まれているものです。
そして、チャイはもはや世界中で人気となり様々な方法で加工され店頭に並んでいます。もちろんオンラインで購入も可能ですし、茶葉だけでなくティーバッグだったり、パウダーだったり、リキッドだったり、色々なチャイの形が世には溢れています。
スティッキー？甘さだけじゃないハチミツの重要な役割
伝統的なマサラチャイの主な材料はブラックティー、シナモン、カルダモン、クローブ、そしてジンジャーです。そしてこれらのスパイスとミルクの風味が調合し合ってアロマたっぷりのマサラチャイに仕上がるのです。多くは砂糖を入れますが、伝統的なチャイはほんの少しだけ投入し「甘過ぎず、単調過ぎず」という絶妙なバランスで仕上げます。
コーヒー屋さんに行った時のあの香ばしくて、華やかな香りと同じく、チャイにはチャイのスパイシーでまろやかな独特な香りがあるのです。
タイトルにもあるように「スティッキー」って何？と思われた方がいるかも知れません。スティッキーは直訳すると「ベタベタした、ベタついた」という意味で、ここで使用されるのはネガティブな意味合いではなく、良い意味でベタついたチャイとします。
初めてPRANA CHAIを見た方は
「なんか、ひじきみたい笑」 や 「すっごいベトベトしてる！」
と、意外性のある反応を見せてくれます。
「ベタベタしたチャイ」と日本語で謳ってしまうと感覚的になんだかあんまり美味しくなさそうなのでここでは「スティッキー」とさせていただきます。日本語って難しいですね。
それはさておき、なぜPRANA CHAIはこんなにスティッキーなのか？
答えは簡単。甘味料にハチミツを使用しているからです。ハチミツは自然な甘みを出してくれる「甘味料」としてとても優秀な材料であることは間違いないですが、「保存料」としても優秀な能力を発揮してくれるのです。それ故、PRANA CHAIの保存期間は非常に長く、コーヒーに比べ鮮度が落ちにくいというメリットがあります。
そして、「DE-BLEND」すなわち「ブレンド分解」を防ぐ役割も担っています。カップによってスパイスの分量がアンバランスだったらダメですからね。茶葉とスパイスをスティック（くっつける）させてくれる、PRANA CHAIには欠かせない材料となるわけです。
とても便利なインスタントチャイ
茶葉で淹れる代わりに、「パウダーミックス」という選択肢もありますね。大抵のチャイラテパウダーは主にスパイス、バニラエキス、そして粉ミルクでできています。日本でもよくスーパーのティーコーナーに置いてありますね。
そしてこれらは何より、手軽で、日持ちもするし、美味しく、そして値段も安く、それ故とても人気。「お湯や温かいミルクを注ぐだけ」と、とても便利です。しかし、購入する際はよく材料表記など確認してみましょう。（オーストラリアでは）その多くは陳列棚に長期置かれることを予想して製造されているため、保存料が多く使われ、人口甘味剤も使われていることが多いのが現実です。その上、人工的な甘さが目立つ傾向にあります。本来、チャイというものはそんなに甘くなないはずです。もちろん、オーガニック表記があるもの、そして素材にこだわったものもたくさんあるので一途に全てのパウダーがそうであるとは言い切れませんが、「自分にとって最適なもの」とは何か、今一度考える機会なのかもしれません。
「便利」とはとてもいい風に聞こえますが、「便利すぎる」とはまた違いますよね。急いでいる時なんかはFAST FOODは最高です。でも毎日FAST FOODはやっぱり体に毒・・・なんでもバランスが大切ですよね。PRANA CHAIでは便利さよりも、チャイを通じて感じる時間だったり、バイブスだったり・・・そういうものをより大切にしていけたらなと思っています。PRANA CHAIはALL NATURAL. 天然素材をふんだんに使ったシンプルで体に優しいチャイです。
#onlythegoodstuff
