チャイはインドではもう何百年前から親しまれている飲み物です。単においしいから今日までその歴史が続いているのはもちろんのことですが、この「茶」と「アロマスパイス」が引き出す健康面での利点をここで紹介しましょう。

PRANA CHAIって何?」で紹介した通り、世界中で愛飲されている、いわゆる「チャイ」は主にブラックティー+スパイスと説明いたしました。人気のある配合スパイスはジンジャー、ターメリック、シナモン、クローブ、ウイキョウ、それにクローブがあげられます。ほとんどの場合、甘みを加え、ミルクで煮出します。

ブラックティー:マサラ・チャイのベースとなる素材の効果

ブラックティーは老化防止の役目を果たす素材として認識されています。老化による急激な細胞破壊を防ぐだけでなく、認知症の予防としても効果があるそうです。ワインやチョコレートなどにも含まれるポリフェノールはブラックティーにも多く含まれ、血糖値を下げ、コレステロール値も下げる非常に良い研究結果が出ています。
コーヒーほどではありませんが、カフェインも含まれています。カフェインは記憶力を改善したり、疲労回復、さらには認知症予防成分としてもかなり有効です。ただ、過剰摂取は禁物。特に妊婦や心臓に持病のある方は注意が必要です。

世界最古のスパイス:シナモンの効果

シナモンは最も古くから使われているスパイスの一つです。いっときは金の価値よりも高かった時期があったと記載された聖書があるくらいです。シナモンはマンガン、食物繊維、カルシウム、鉄分、さらには亜鉛まで様々な有効成分を含む万能スパイスとして世界中で重宝されています。漢方の世界では主に風邪の症状、吐き気、下痢や月経痛に有効であると古くから使用されています。

さらに、シナモンは砂糖依存症を抑える効果と第Ⅱ型糖尿病に有効だと科学的に証明されました。そのほかの研究では抗菌、抗炎症効果もあると発表されています。

様々なスパイス

カルダモン:天の賜物、万能スパイス

サフラン、バニラに次ぐ世界で三番目に高級なスパイス:カルダモン。良いこと尽くしのこのスパイスの効果は、主に消化を助け、免疫システムをサポートする事で有名です。さらに、血行を良くし、体のデトックスを促し、老化防止にも効果があります。
最近の研究では、心臓にも良い影響を与えるとの報告も出ています。心臓のリズムをコントロールし、高血圧症を予防でき、さらには抗うつ効果もあるとの研究結果も出ていて、本当に良い事だらけなのです。

スターアニス(八角)の効果

見た目のかっこいいスパイスですが、もちろん健康にも良い事がたくさんあります。スターアニス(八角)は抗老化の薬として古くから親しまれているスパイスの一つです。2007年に発表された研究結果ではスターアニスを摂取した動物の癌細胞の拡散力が抑制され、さらに抗菌作用があるとの研究報告が出されました。
東南アジアや中国では消化不良、お腹の張り、便秘、腹部痙攣、それに加え咳の緩和、喉の痛みに有効であると、古くから人々の生活にはかかせない「お薬」として幅広く利用されています。

ジンジャーで身体と精神を和らげよう

日本ではジンジャー(生姜)は「風邪の時に摂る」と良いというのはみなさんもちろん知っていますよね?ジンジャーは身体を温め、食欲増進を促すだけでなく、筋肉痛や抗炎症にも有効でナチュラル抗ウィルス剤としても活躍します。最高の風邪薬なのです。
最新の研究(2015)では、抗糖尿病薬としても有効かもしれないというか報告がなされています。毎日2gほどのジンジャーパウダーを摂取すると、空腹時血糖が平均12%の割合で下がるとの結果が出ています。さらには、コレステロール値も下げるとの報告も相次いで発表されています。

クローブの効果

小さいけど、それに見合わないほどの利点がたくさんのクローブ。消化器官をリラックスさせながら消化を助け、吐き気や嘔吐、腹痛に効果があり、ナチュラル鎮痛剤としても優秀なスパイスです。

オーストラリアン・ハニー:我らが誇る秘密兵器

まず始めに、この蜂蜜は「うまい」。もちろん健康面でもポジティブな事ばかり!蜂蜜は老化防止に効果があるのは誰もが知ってる事ですが、癌予防と心臓病予防にも効果があると知っていましたか?それに加え、抗菌作用があり、肌にも良い。野生が作った「生」のものですから、オーガニック志向の人には最高の甘味料ですね!
蜂蜜はもちろん甘いので糖分が含まれています。その糖分の中のブドウ糖と果糖のバランスが血糖値を整える大変重要な役割を果たしています。多くの蜂蜜は低血糖性の成分が多く含まれるので、砂糖を多く摂取した後みたいに、急激な血糖値の上昇はしづらいとの報告もあります。緩やかに血糖が上がることになるので、安心・安全なナチュラル甘味料として使用できます。